滂沱

１１月１８日　17:30開演　新妻マルグリッド
B席　２階上手

３回目のＭＡ観劇。
今回初めて２階席から観ました。照明もセットも直線的なのがよりハッキリ観れます。
演出の意図としては作品の核にあるギロチンを直線的な照明やセットで象徴的に表しているらしいです。
確かに、ピンと張り詰めた緊張感がある気がします。
そして、俯瞰から見る事で、水晶球を覗き込む感じを更に受けました。・・・様な気がしますｗｗ

キャスト雑感
ボーマルシェ役の山崎さん、のどの調子が悪いのか、冒頭から辛そうでしたが何とか切り抜けてらっしゃいました。
シングルキャストで半年公演という長丁場、大変さを垣間見ました。この演目は、ソロ曲が少ないとはいえ、休日は２公演ありますしねぇ･･･。頑張っていただきたい！
一番印象に残ったのは、タイトルロールを演じる涼風さん。役に入り込んでの演技がすばらしかった。裁判のシーンでは号泣流しながら歌っていて、マルグリッドの新妻さんもつられて泣きそうになっていました。
というか、他のキャストも皆、泣きそうだったような。
しかも、泣きながらでも歌詞はちゃんと聞き取れる所にプロフェッショナルを感じましたｗ
カリオストロのお茶目な行動が・・・大好きです！！！娼婦と一緒にポーズとか、仮面の下の笑顔とか、イエローフラッグで悪戯に逃亡を阻止したりとか。もー。素敵。
あと、オレルアン公のあの場面、アントワネットの「オレルアン公、あなたやっぱり！」という台詞で吹きそうになります。やっぱりそんな趣味が？みたいな(笑）

初見から感じてますが、新妻さんが歌い始めると鳥肌が立ちます。声質が響くのかなぁ。もう一人、笹本マルちゃんも今度見に行くので、楽しみです。
それにしても、新妻さんの歌以外も、今回はザワザワしっぱなしでした。イントロから鳥肌立つ曲とかたくさんあって。ＭＡは、話はハッピーエンドではありませんが、ロックテイストの曲やらゴスペル調の曲もあったりで、聴いていて楽しい。
オレルアン公のソロとか、イントロからキレてて好きだなぁｗ
音楽も演劇も専門的なことは正直よく分かりませんが、このライブ感が堪らないっすよ。

非日常的キラキラ欲求ですかな。