スウィーニー・トッド

２７日にスウィーニー・トッドを観てきました。
http://hpot.jp/sweeney/story/story.html

タイトルロールは市村正親さん。相変わらず華のある年を感じさせない演技でした（ダンス少なくて息切れもなかったしね・笑）。
主役がはっきりしてて、ブレのないお話。市村さんまさにタイトルロール！って感じ。
いいなー、こういう舞台を引っ張る主役を山口さんを観てみたいわけよぅ。どうも私が見始めてからの演目は主役でも群集劇が多い気がするの・・・そしてまたストレートプレイも観たい・・・＞＜

話を戻して、お相手のラヴェット夫人は大竹しのぶさん、初めて拝見しましたが、とってもチャーミングなオバちゃんでした（役柄上ね）。
歌は高音とか正直苦しそうでしたが、演技力とキャラクターでカバー！凄い存在感！！またみたい女優さんです。

スウィーニーの娘、ジョアンナ役のソニンさんも可愛かった（メイクはともかくｗｗ
歌はビブラートが効きすぎなんだけど、病んでるこの役には合っていた気もするわけでさぁ。

トバイアス役の武田真治さんはエリザのトート役で観ていますが、今回の役の方が合ってたと思う・・・。
足の悪い演技もとてもお上手で、ホント従順で可愛い青年でした。トートは前任の印象が強くて・・・とても小さく見えた気がする・・・帝王というより悪魔王子；

敵役のピードル氏は、ホント気持ち悪い悪役だったなｗｗキモーーー
クリスチャンで検事という立場にいながら、人妻に手を出すわ、引き取って父と呼ばせて育てた娘を嫁にしようとするわ。キモーー。懺悔室？で自分を鞭打ちながらハァハァしてたし。キモーー
気持ち悪さを表現できる立川さんがすごいのかな・・・（－▽－；；；；；

血も出るし人は簡単に死ぬし、全編通して暗くてドロドロしている作品で薄ら寒さや嫌悪感も感じるのに、どこか可笑しくて笑いも起きるという。コレこそホラーコメディだと思った。
某ヴァンパイアもこんな雰囲気だったらばホラーコメディと銘打って正解だったんじゃまいかなー（＾＾；